監督の構想外
実力はさほど他のみんなと変わらない。
まだ低学年。
飛び抜けて、下手でもなく
客観的にみても、
周りの子と大差ない中で、
なかなかレギュラー組の練習には入れて貰えない。
構想外なのだろうか。
ドラゴンボール的に言うと
戦闘力 100平均のサイバイマンA相手に
戦闘力 10~50 1人、2人80のサイバイマンBチームが
勝てるハズは無い。
勝ち残りの紅白戦。
負ければ交代。
当然、負けた子らは勝っていく子らより練習量は減り
格差は広がる一方。
勿論、
我が子率いるサイバイマンBチームはボロボロ。
誰が見ても結果やらなくても明らかだ。
なのに、このようなチーム分けを監督自身が行っている。
何か意図があるのだろうか??
さすがに我が子もメンタルがやられかけてきている。
持久力はある分
他の子の3倍以上は走りまわぅている。
他の親が言うくらいだから間違いはないだろう。
親の私が納得いかない中
「あれだから勝てない」
などと理由じみた事を、子供に愚痴ったところで
多分、状況は変わらないだろう。
考え方を変えよう。
監督に
構想に入れざるを得ない状況をつくる。
そう思うしか道は無い。
帰り道我が子に
「あなたは今日、他の誰よりも走っていた。けど負けちゃったね。
次からは今日以上に、あなたが他の人の分まで走って、蹴って、ゴールを決めなさい」
私がそういうと帰り道彼は珍しく
何か考えに耽り、終始だまって車中を過ごしながら帰路についた。